
俳句創作集『いわきへ』
■2012.11.30 俳句創作集『いわきへ』 「海道いわき文化探訪の旅」(プロジェクト傳企画/2012年7月、9月)に参加した俳人7人が、俳句創作集『いわきへ』を刊行しました。 相子智恵・太田うさぎ・菊田一平・関悦史・鴇田智哉・宮本佳世乃・四ッ谷龍の7名による、いわきでの経験をもとにした俳句作品集です。 他の土地から被災地を訪れた人間が、災害を題材にして俳句を作るというようなことはやってもいいのだろうか、とあれこれ思索し、一方で自分たちが目にしたことは、自分たちなりのやり方で人々に伝える必要があるのではないか、という思いもあって、話し合い、意見を交わしあいながらこ の冊子を発行することを決めました。 本文60ページ、一人30句〜100句を収録。 相子 智恵 空へ上げ空より下ろす踊りの手 柿一つそなへて点る獅子頭 いま胸を蹴りし飛蝗が稲の中 太田 うさぎ 屠られし鶏の薄目の繊月ほど じやんがらや夜目に浮き出す百日紅 流れ星伝馬船いまどのあたり 菊田 一平 ジオラマにかの日かの時までの町 梛の木は神の宿る木つくつくし こもごもにねぶつをど
福島民報~あぶくま抄(あの伝馬船は今)~
■2012.11.15 福島民報~あぶくま抄(あの伝馬船は今)~ (外部リンク)